1週間の休暇 - その5

 
11月23日 5:19、ET706便がほぼ定刻通りにフランクフルトに着陸。降機すると警察が待ち構えていたもののスルー。バンコクからフランクフルトに到着した時には一応パスポートをチェックされたのに、今回は何もなし。対応にムラがあります。

数日前と同じようにフランクフルトで宿泊はしないけど、今回は入国するので荷物をピックアップします。入国審査をパスしてターンテーブルの前で待っていても、なかなか自分の荷物が出てきません。またしてもプライオリティタグ意味なし。乗り継ぎに十分すぎるほど時間はあるから別に良いんだけど、万が一の場合に備えて待ってる間に頭の中で荷物をロストした場合の対応をシミュレーションしてました。でも最終的には無事に荷物をピックアップ。シミュレーションを実行に移さずに済んでヨカッタ。

荷物をピックアップしたものの、外はまだ寒そうなのでしばらくターミナル内で待機。とりあえず到着ロビーのベンチに座っていると、外から吹き込んでくる風が冷たくて場所移動。日が昇るまでターミナル内を探索するついでに、ちょっとしたお土産を購入。出発ロビーの出発案内は反転フラップ式。今となってはちょっと珍しいかも。

8:00頃になるとようやく外が明るくなってきたので行動開始。ターミナルを出てひたすら左方向に歩きます。厚手のジャケットは持ってきていないので、明るくなってきてもやっぱり外は寒い。

ちょっと歩くと、右前方にグレーの建物が見えてきます。

歩くこと数分、フランクフルトの目的地であるLufthansa First Class Terminalに到着です。

ターミナルに到着してチェックイン、他に誰もいないセキュリティーチェックを抜けて、まずはシャワー。またしても飛行機で寝て空港でシャワーを浴びるパターンです。でもさすがにFirst Class Terminalなので、数日前に利用した Senator Loungeより全体的にクオリティ高め。

シャワーを浴びてスッキリした後は、出発までリラックスして過ごします。このターミナルはルフトハンザのファーストクラスの搭乗客だけが利用できるので、混雑することもなく終始落ち着いた雰囲気。

「何か飲み物はいかがですか?」と聞かれてメニューを見ると、全部で20ページくらいあってすぐには決められないくらい選択肢があります。ウィスキーとかワインもいいけど、ドイツならやっぱりビールということでドゥンケルに決定。昼から飲むビールは美味しい。

しばらくしてお腹がすいてきたので、併設のダイニングエリアで昼食。ドイツ的なものということでシュニッツェルをオーダー。美味しゅうございました。

お土産にもらったアヒル。小さく"Lufthansa First Class Terminal"と書いてあります。シャワー浴びた後に1羽ももらったので合計2羽。

搭乗が近づくと係員に呼ばれて下の階へ。そこでパスポートに出国のスタンプを押されて機内へご案内。外に並ぶPorscheやらMercedesといったドイツが誇る高級車で搭乗機まで送迎してくれるののの、今回は人数の都合 (?) でメルセデスのV-Class。要はミニバン。

フランクフルトから羽田に向かうLH716便の機材はB747-8。ファーストクラスの最前席です。ファーストクラスの乗客は8人/8席で満席でした。17:55に定刻通りに出発。




機内食はこんな感じ。キャビアはバンコクからフランクフルトへのフライトに続いてこの旅行中で2回目。朝食のスクランブルエッグは機内で調理。もちろん火は使えないのでIHヒーターでの調理だけど、やっぱり出来立ては美味しい。

11月24日、定刻より早い12:46に羽田空港に着陸。2泊7日という無謀なスケジュールだったけど、十分に楽しむことが出来ました。休暇が取れたらまたどこかに行きたいけど、次に長い休暇が取れるのはいつのことやら……。

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