しばらく中国は遠慮したい

18年度の最後は中国への長旅でした。月曜は成田から上海浦東へのフライト。上空から富士山がキレイに見えました。何度も飛行機乗ってるけど、上空から富士山を見たのは何気に初めて。

でも上海浦東行きのフライトに乗る前から問題発生。同じフライトに乗るはずだった同僚が自宅にパスポート忘れて、午後発の便に変更。その結果、オレだけ先に上海浦東に到着してそこで4時間半待つことに。仕方ないので空港内でどうにか過ごして、遅れて到着した同僚と合流。当初予定より遅くなったけど、最終的にはその日の目的地である無錫に無事到着。

無錫で2泊し、次の仕事まで数日空いてしまうので一旦帰国。一刻も早く中国を離れたかったので (?)、水曜の朝に無錫から関空に飛んでそこから新幹線移動。無錫のラウンジは今まで利用した中で一番小さかったような。

水曜に一旦帰宅し、木曜は休日、そして金曜に再び中国向かいます。自分で選択したとは言え、慌ただしいスケジュールです。成田から大連を経由して濰坊に向かいます。

濰坊は何度も来ているので、それほど目新しいこともなく。土曜に仕事を終え、その晩に関係者と夕食。その後、かなり酔った状態で足マッサージに行ったら、そこで脱いだ靴下を忘れてきたことに翌朝気づきました。それなりに履き古した靴下なのでそんなに惜しくは無いけど、出先で物を忘れる自分に自己嫌悪。

日曜に陸路で北京に移動し、予定の無い月曜は現地で休暇を取ることに。折角なので、今回はちょっといいホテルに泊まってリラックスすることに。

中国のビールはアルコール度数2.5%以下とかかなり軽いのが主流なので、個人的には全然物足りません。でも、このホテルのバーにはChimayとかHoegaardenとかベルギービールがあったので、個人的には満足。上の写真は普通のグラスに見えるけど、実際はジョッキサイズで結構大きかったりします。

ホテルの窓から遠くに故宮博物院が見えます。でも月曜日は休館日。残念。

当日の北京は快晴。でも湿度が低くて (5%!!) 肌がカサカサになります。ホテルでちょっと洗濯しても、ちょっと温度上げて室内で干しておけば一晩でパリパリに乾きます。

故宮博物院は休館日だけど、折角なので観光。 天気が良かったこともあってか、太廟のまわりでは結婚写真の撮影が少なくとも5~6組。中国における結婚式への力の入れようはスゴイとか聞いたことあるけど、これもその一環なのかも。新婦のドレスがほぼ赤なのが中国的。

 
北京での束の間の休息を終え、火曜に空路で中国南部の南寧へと移動。天気があまり良くなかったこともあるけど、乾燥した北京から一転して湿度は90%。肌がカサカサにならないのは良いけど、モヤっとした空気感かちょっと不快。

南寧で一泊し、水曜に一仕事。当初は水曜午後のフライトで武漢に直行する予定だったけど、前日になって、「お客さんとのディスカッションが長引いたらそのフライト乗れないんじゃない?」ということになり一悶着。結局、当初予定していたフライトをキャンセル、その代わりにオレらは夕方に南寧から厦門を経由して武漢に行くフライトを確保できたので、そのルートで移動。最終的にホテルに到着したのはもう日付が変わって木曜の1:30AMでした。かなり遅かったけど、陸路で移動することになった同行者達が到着したのは、2:00AMだったようなので、オレらはまだマシだった模様。やっぱり中国人のスケジューリングは雑……。

で、最終目的地の武漢。到着直後から霧が発生して視界がイマイチです。木曜の仕事を終えてから、当日の晩は2週間の長旅の最後ということもあってちょっとしたパーティー。一緒にいたドイツ人は白酒いっぱい飲まされて最後は酷く酔ってたけど、空気を読まないオレは軽い中国産ビールをひたすら飲み続けて自己防衛。てか中国人の飲ませ方は今の世の中的にはハラスメント……。


そしてやっと日本に帰る金曜日。残されたミッションはタクシーに乗って空港に向かうだけ。しかし、最後の最後に問題発生。ホテルをチェックアウトしてタクシーに乗り込み安心してたら、酷い渋滞に遭遇。運転手が (翻訳アプリで) 言うには、「高速道路が霧で閉鎖されていてフライトに間に合わないかも。」だとか。「出来るだけ早く空港に着くようにする。」と言うので、間に合わなかったときの代替案を探りつつ、あとは運転手に任せます。

道中、右へ左へ車線変更したり、渋滞の中でも車間にグイグイ車を突っ込んだりするアグレッシブな運転だけでなく、フライトに間に合わないかもしれない不安で終始落ち着きません。で、到着したのは出発の50分前。チェックインカウンターはガラガラだったけど、クローズの5分前でどうにかセーフ。保安検査もガラガラでヨカッタ。

でも、あとから経路を確認したら、ホテルから遠回りするルート選んだ結果、高速道路が閉鎖されてて、結局同じ道を引き返していた模様。運転手はフライトに間に合うよう頑張ってくれたように思えたけど、実は最初の判断を誤っただけだったのかも!?


といった感じで、何かと予定通りに行かない道中でした。もうしばらくの間は中国行かなくていいや……。

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