WiMAXを使ってみる

先日、自宅で夕食を食べていると、

(ピンポーン～♪)

こんな時間に誰だろう？と思いつつ、インターホンに出ると。


「NHKです。」


ついに来ましたNHK!


だがしかし、

テレビどころかワンセグ受信機器すら無いオレに死角はなかった!!


オレ「あ、テレビありませんので。」

NHK「今後設置する予定はございませんか?」

オレ「今のところないです。」

という感じで応対したら、意外とアッサリお引き取り頂きました。インターホン越しに押し問答することになるかと思ってたので、ちょっと拍子抜け。ていうか、こんなにアッサリした対応でNHKの受信契約が取れるのかと逆に心配に……。


前置きが長くなりましたが、未だにテレビ無いんですよ。

新生活を始めるにあたって必要になるものから順に購入していったけど、テレビは無くてもとりあえず生活出来るので後回しにしてました。で、テレビが無いまま生活を続けているけど、今のところそれほど不自由を感じることも無く、すっかりテレビを買うタイミングを逃したような状態です。

でも、外部の情報を得る手段がiPhoneだけというのもどうかと思うので、せめて自宅にネット環境くらいは整えておきたいところ。となると、まず候補に挙がるのは光回線かADSLだけど、そのうちまた転居することになるかもしれない状態なので、有線回線を引くのは何かと面倒な気も。

ということで、着目したのがモバイルWi-Fiルーター。有線回線よりは不安定かもしれないけど、実測で下り2MbpsあればとりあえずOK。さらに、iPhoneの契約プランは2段階定額制の「パケットし放題forスマートフォン (CP) 」。なので、iPhoneを常時Wi-Fiルーターに接続しておけばパケット通信料を節約出来るし、節約したパケット通信料をモバイルWi-Fiルーターの使用料に充てれば一石二鳥なんじゃね？と思ったのでした。

で、あれこれ検討した結果、候補に挙がったのがUQ WiMAX。3,880円/月の基本使用料は最安水準だし、他社と違って通信制限が無いのは大きな魅力です。でも、問題はサービスエリアの狭さ。Webサイトで住所からピンポイントエリア判定すると、我が家は残念ながら「× (圏外) 」。

ただ、マップ上では我が家はちょうどエリアの端に位置しているようなので、もしかしたら入るかも……という淡い期待も。ということで、UQでは無料でWiMAX機器を15日間レンタル出来るサービスがあるので、これを利用してデモ機を借りて試してみることにしたのでした。

Webサイト上での申込から2日後、モバイルWi-Fiルーターが到着。早速箱からルーターを取り出して、バッテリーを装着。軽く充電したらスイッチON!

圏外……。

窓際に置いても外に出てもインジケーターは圏外を示す赤のまま。どうやら我が家の周辺一帯が圏外のようで、淡い期待は脆くも打ち砕かれました……。

その後、自宅以外の場所でも使ってみたけど、電波が受信出来れば下り2～4Mbps程度の速度は得られました。最大40Mbpsの理論値と比べると物足りない気もするけど、動画の視聴も高画質を求めなければ問題なし。

ただ、マップ上は圏内と表示されていても場所によっては屋外でも圏外になったりするし、屋内では窓際以外はほぼNG。WiMAXは使用する電波の直進性が高いため障害物に弱いと言われている通り、ただでさえ狭いサービスエリアの中でもさらに限られたエリアでしか使えない印象でした。

【結論】
WiMAX 田舎で使うには向いてないかも。

ということでレンタル期間を終えてデモ機は返却。
さて、ネット回線どうしようか……。