大英帝国道中記 - その1

イギリスから無事帰ってまいりました。

食べ物が美味しくないことで有名なイギリスなので、今回の出張で食事に関しては全く期待していなかったんだけど、思ったより普通でちょっと拍子抜けするくらいでした。

ただし、唯一の例外がコレ。

MARMITE (マーマイト)。

茶色いペースト状の食品で、ジャムのようにトーストに塗って食べるのが一般的。でも、その独特の味からイギリスを代表するマズイものとしても知られているとか。

以前、この記事で見かけたのを覚えていたので、ホテルの朝食でジャムやバターと並んで置いてあったのを見かけたときは、ちょっとした感動すら覚えました。でも、ちょっと味見してみたら、その強烈な塩味と渋味で感動もあっという間に吹っ飛んだ……。

とは言え、これが100年以上作り続けられているというんだから、イギリス人を魅了してやまない何かがあるんでしょう。多分。

ホテルの食事といえば、何気なく朝食のメニューを見ていたら何となく違和感が。ヨーグルトの綴りって"yogurt"じゃなかったっけ?ちょっと気になったんで調べてみたら北米では"yogurt"だけど、イギリスでは"yoghurt"も広く使われているとのこと。

この他にも、

トラック     (米)Truck / (英)Lorry
トイレ     (米)Bathroom / (英)Toilet
ガソリン     (米)Gasoline / (英)Petrol
地下鉄     (米)Subway / (英)Underground

といった具合に、アメリカとイギリスでは同じ英語でも単語が違ったりする上に、アクセントにも違いがあります。アメリカの英語に慣れたワタシには、イギリスの英語はちょっと難しかったりするけど、大体の場合は予想がつくのでどうにか対処できます。でも、ホテルのエレベーターで1階のレストランに行こうと思って"1"のボタンを押したら、2階の客室に出てしまったのは秘密。

(イギリス式で1階は”Ground floor”で、2階は"1st floor"と呼ぶのを忘れてた。)

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