世界一周出張 - フランス編

先週の続きです。

5月18日 (日)。LX0532便でチューリッヒからリヨンに向かいます。この日はちょうどMotoGPフランスGPが開催中で、出発ロビーのテレビではMoto2が放送中。もうちょっと見ていたかったけど、飛行機は待ってくれないのでさっさと搭乗。写真のAvro RJ100に乗るのは初めてだったけど、高翼機なので翼の部分は頭上の収納スペースがかなり狭いのが難点。ええ、ちょうど翼の真下の席でしたよ……。

リヨンに着いたらホテルにチェックインして、まずは市内観光へ。この日は日焼けしそうなくらい良い天気で、川沿いは多くの人で賑わってました。数日前に雪が降ってたシカゴに在住の皆さんには申し訳なくなるくらい快適。

Place Bellecourにて。ルイ14世の像と、その背後の丘に見えるのがBasilique Notre-Dame de Fourvièreです。これから丘の上に行ってみます。

チューリッヒと同じく、登山列車 (Funiculaire) で丘の上に向かいます。まずはチケットを買う訳ですが、券売機は表示言語を英語に変更することも出来るけど、言語を切り替えても全てが英語化されている訳でもなく、部分的にフランス語のまま表示されるという不親切仕様。フランス語が分からずに戸惑っていたら、後ろに並んでいたオバちゃんが助けてくれました。フランスの機械は気が利かないけど、人は案外親切なようです。余談ながら、このFuniculaireの運転手は結構テキトーなようで、発進と停止時以外は自分のスマートフォンで何か見ながら運転してました。

で、丘の上に到着。聖堂の内部は荘厳な雰囲気です。宗教が絡むと立派なものを作るのは、万国共通のようです。

フランス名物 (?) のタイトな縦列駐車はリヨン市内でも健在でした。見たところ、新しい車や高級車はある程度の間隔を保って駐車しているけど、比較的古い車がタイトな間隔で駐車している印象。バンパーを当てるにも相手を選んでいて、古い車が相手なら一回軽く当てて間隔を把握してるのかも? 当然ながら街中を走る車はRenault、Peugeot、Citroenが多い訳で、仏車好きには眼福。ディーゼル車の比率が多いのもフランス的。

滞在中、何気に困ったのが夕食の時間。日本人的には6:00PMにもなればお腹も空いて来る頃合いなんだけど、ほとんどのレストランはまだ準備中。数日滞在して分かったのは、夕食は早くても7:30PMくらいからで、レストランが混み始めるのは8:00PMを過ぎてから。ただ、当然ながら食べ物は美味しいので、その点では全く不満はナシ。数日前までアメリカにいたので、なおさら美味しく感じられたような気が……。そう言えば、リヨン市内を歩いていると日本食レストランを数多く見かけました。日本食が一つのジャンルとして定着しているようです。味は確認していないけど。

ということで、リヨンに4泊した後、チューリッヒ経由で5月23日 (金) に無事帰国。年に一度くらいヨーロッパに行くのも悪くないけど、さすがに世界一周は疲れた……。