プラチナサービスの恩恵

無事出張から戻ってきました。

今回はデトロイト方面への出張だったけど、Deltaの直行便での往復ではなく、ANAで往路はワシントンDCでデトロイト便に乗り継ぎ、復路はシカゴからの搭乗にしました。Deltaよりもチケットが若干安かったというのが表向きの理由だけど、プラチナサービスを活用してみたかったというのが実際のところ。

ということで、今回は往復ともに座席をプレミアムエコノミーにアップグレード。食事は基本的にエコノミーと同じだけど、最前列の席を選択したので足元のスペースは十分すぎるほど。おかげで長いフライトの身体的負担もかなり軽減できました。搭乗後にパーサーの方が「○○様、いつもありがとうございます。」と挨拶に来てくれるのは悪い気はしないけど、丁寧に扱われることに慣れていない小市民なのでどうも恐縮してしまいます……。

一方、空港ではラウンジを利用してみたものの、混雑する時間帯になるとちょっと騒がしくなるので、必ずしも出発までの時間を落ち着いて過ごすことが出来るとは限らない模様。ラウンジを利用することにステータスを感じる人もいるかもしれないけど、得られるメリットは軽食と電源、あとFree WiFiがある程度なので、実のところそれほどのものでも無いような気もします。ただ、成田のANA Arrival Loungeでシャワーを利用出来るのはイイね。

なお、アルコール類は成田のANA Loungeでは種類は多くないものの無料。一方、オヘアのUnited Clubでは一部を除いて有料。Blue MoonやGoose Islandなどのビールは$3.00でした。Unitedは機内でもアルコールは全て有料なので、ある意味ではサービス方針が一貫しているということなのかも。まあ有料でも飲むけど。

といった具合に、マイレージクラブのステータスを活用してみたものの、感想としては「悪くは無いけど、まあこんなものかな……。」といったところ。世の中にはこのステータスを得るために、「修行」と称して身銭を切ってマイルを稼ぐことだけを目的に同じ路線を何度も往復する人もいるらしいけど、掛かる費用と労力の割に得られるメリットはそれほど大きくないような気もします。まあ、ある種のゲームとしてはアリなのかもしれないけどね。