1週間の休暇 - その2

11月19日、23:50バンコク発のタイ国際航空TG920便で、次の経由地であるフランクフルトに向かいます。羽田からバンコクへの便に続いて、この路線もファーストクラスです。フランクフルトが最終目的地という訳でもないのにこの便に搭乗したのは、スワンナプーム国際空港でタイ国際航空のRoyal First Loungeを利用すること、それとA380に乗ることが目的。

搭乗後、自分の席の前をよく見てみると、冊子類と一緒に日経新聞が用意されています。周りを見渡してみても、他の席に新聞は提供されていない様子。自分から日本の新聞を用意するよう要求したわけでもないので、タイ国際航空が日本人の乗客ということで気を利かせてくれたのかも。さすがファーストクラスです。ただ新聞なんてそんなに読まないんだけどね……。

離陸後、程なくしてディナー。わかりづらいけど右上の皿に乗っているのはキャビアです。キャビアなんてほとんど食べたことないので、どう食べたらいいのか戸惑ってしまう小市民ぶりを発揮。

メインディッシュのロブスターはちょっとパサパサしていまひとつ。ディナー後はひたすら睡眠。羽田からバンコクへのフライトでは短時間しか寝てない上に、到着後は朝から行動していたのでよく眠れました。

 到着前に朝食。オムレツは美味でした。

そして着陸の時間が近づいてきました。最後にファーストクラスを担当するキャビンアテンダント3名が各乗客に挨拶して回ります。タイの伝統に倣い合掌して挨拶されるので、なんか仏様にでもなった気分。まだ死んでないのに。

そうこうしているうちに現地時間の6:15、約12時間の長いフライトを経て、まだ夜明け前のフランクフルト空港に着陸。

着陸後、ゲートで待っていた担当者がセキュリティーチェックまで案内。さすがファーストクラス、到着まで至れり尽くせりです。広いフランクフルト空港なので、コンコース間の移動がちょっと心配だったものの、乗り継ぎは到着と同じコンコースBだったので何の問題もなし。乗り継ぎ便の出発まで7.5時間もあるので、コンコース内のLufthansa Senator Loungeでビール飲みながらダラダラ過ごします。

ラウンジ内の座席足元にあった電源。一見すると日本やアメリカで一般的なAタイプのプラグに見えてしまうけど、実はUSBポートx2です。Aタイプのプラグを突っ込んだ人がいたのか、端子がつぶれて使用不能な状態でし。 ドイツの電源プラグは違うタイプだから、USBポートが2つ並ぶとAタイプのプラグに見えてしまうことが想像できなかったのかも?

ラウンジの窓からフランクフルトまで搭乗してきたタイ国際航空のA380-800が見えました。搭乗したのはちょうどTHAIの"T"の上、2階の最前列。

次の目的に向かう前にラウンジ内でシャワーを浴びてスッキリ。この道中、飛行機内で寝て空港でシャワーを浴びるというルーティーンを繰り返している気がします。

フランクフルトからルフトハンザLH630便で最終目的地のドバイに向かいます。約6時間のフライトで、機材はB747-400です。狙ったわけじゃないけど、今回の搭乗便は2階建て双発機が多かった。出発予定は13:35で早めにゲートに向かったものの、機材の準備に時間を要したため、出発が50分遅れの14:25にディレイ。急ぐ旅じゃないのでそれほど問題なし。

席はビジネスクラスで2階最後方窓側。足の置き場が多少狭かったりモニターが正面にないのは座席の配列上仕方が無いけど、隣の席が空いていたので快適。

ディナーはローストグース。ドイツでは伝統的なクリスマスのメニューだそうで。食事後は睡眠して到着前の軽食はスキップ。

そしてようやく、目的地のドバイが近づいてきました。

続く

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